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執筆者の写真NEU TARYO

さよなら大会




とうとうこの日がやってきました。6年生にとっては最後の地区大会になります。

今年度はりゅうぎんカップが1月にあり、選抜大会が2月にあるということで

12月開催とちょっと早めのさよなら大会となってしまいました。



筆者にとっては、毎年この大会は、並々ならぬ想いで迎えます。

というのも、入部したてのころは、親に甘える子や言うことを聞かない子、うまくいかず泣いてしまう子など幼かった子達が、学年が上がる度にできることが増え、人として成長しながら毎日を一緒に過ごし、6年生になると、人としても選手としても1人前に近づき、後輩から憧れられるプレーヤーになっていきます。

その中で、指導者に怒られたり褒められたり、ぶつかったり、泣いたり笑ったりと濃ゆい時間を過ごします。

そんな時間を過ごし迎える小学生最後の大会は、本当にいろんな思いが詰まった大事な大会となります。

なので、私は、この大会がとても好きで本当に大切にしています。

さてさて、今年のさよなら大会はどんなドラマが待っているのか?とても楽しみです。

・・・・



当日、朝練前、6年生は緊張してるかな?と私はすこし不安気味で体育館に向かいましたが、着いてみると、いつも通り、わちゃわちゃ、ダラダラしながらアップをこなす部員の姿がありました。

そんな中、一人とことこ私のところにR朱さんが近づいて来ます。

するとニタッと笑いながら言います。

ユニフォーム忘れましたぁ(笑)」・・・・

さすが、アローズの部員達です##、緊張しているかな?って

心配した私がバカでした💦。

今年のアローズはこんな感じで大事な試合の時も全く緊張感がありません💦。

いつも通り過ぎて安心しました(笑)

「ユニフォームがないと試合に出れないので取ってきてください」と伝えました。

でもこのR朱さん! 昨年までは朝練遅刻常連でしたが、最近では遅刻もせず朝練に参加するようになりました。

ユニフォームを忘れたのは仕方ないにしても、自分で準備を管理できるようになったことに成長を感じました。

こういう成長は子供達にしっかりと伝えています。

そんな感じで朝練からひともんちゃくありましたが、さよなら大会らしく全員でエンジンを組んでいざ試合に臨みます。





なんやかんややりながらなんとか無事会場に到着。

開会式をこなし、いざ 予選トーナメント会場へ向かいます。

男子予選リーグは、vs小禄J、vs城東V

女子予選リーグは、vs松川、vs宇栄原

となります。

男子は、優勝候補の城東戦、女子は因縁の宇栄原戦がキーポイントとなり、予選でなんとか2勝すればいい形で決勝トーナメントに進めるのですが、

男子は、緊張からか?城東に圧倒されてあっさり負けてしまいます。

女子は、フルセットの大接戦の末、宇栄原に惜敗してしまい、両方とも1勝1敗となり2位上がりとなります。

いずれにしても何とか2日目に望みをつなげられたので良しとします。

そして迎えた決勝トーナメント1回戦・・・



女子は、スーパーエース率いる小禄Jとの対戦。

しかし、アローズもこの数ヶ月で実力はかなり伸びているはず!、やってくれると信じます。



1セット目、R里さんの連続サーブで、序盤リードしますが、相手エースの活躍で中盤に追いつかれてしまいます。

アローズも何とか食い下がります。

これまでは、小禄Jのスパイクに対して成す術ありませんでしたが、今回は違います。

ブロックとレシーブの連携で対応し、強烈スパイクを必死に拾っているK那さんY奈さんの姿があります。



しかし、何とかつながるものの相手が一枚上手で、失点が積み重なります。

21対12で中盤以降ラリーが取れずセットを奪われてしまいます。

2セット目、序盤から小禄のすごいサーブがさく裂、連続得点されてしまいます。相手も必死です。



中盤も相手の勢い止まらず、10点差となり、皆の表情が険しくなっていきます。

そんな中 普段なら真っ先に機嫌が悪くなるR朱さんですが、今日は違います。

「まだ諦めたくない」という気持ちが表情から伝わります。その姿に本当に成長を感じます。

それにつられてチームも奮起し、全員であらがいます。

点数だけ見たらあきらめてもおかしくない点差ですが、みんなの表情はまだあきらめていません。



しかし・・・、

最後はエースA梛さんのスパイクがネットにかかりゲームセット。。

アローズ女子のさよなら大会はここで終了しました。



そして男子・・・

相手は、今年度、無双の松川クラブ。

1セット目、相手の高さと勢いにのまれ、サーブミスや連携ミスが連発し、大差がついていきます。

アローズの表情も暗くなり、なすすべがありません。



本当にこのままでいいのか?このまま終わるのか?ベンチからがとびます。

すると少しずつ、自分達のプレーがでるようになり、1セット目後半から立ちなおりの兆しが見え始めます。

2セット目、キャプテン中心にもう一度気合を入れなおします。



今日はさよなら大会!絶対あきらめずにそれぞれの役割を果たしなさい!監督からも一声かかると、

本来のプレーが出始め、序盤から高良のサーブやスパイクが決まり始めます。

しかし、松川も一歩も引かず、すごいラリーが続きます。

15対15、16対16・・・と一進一退が続きますが、ここで松川のサーブが2連続決まり、

20対18。

タイムアウトを取ります。



この1点は絶対躊躇するなよ!。最後まで絶対にあきらめるなよ!

ベンチから激がとびます。

そし運命の1点・・・

相手のサーブが高くあがり、アウト性のボールが飛んできます。

M夢くんが思わずアウトジャッジしました。

しかし 無情にもラインギリギリに入ってしまいました。。。

ゲームセット! 21対18

この瞬間、アローズ男子のさよなら大会も幕を閉じました。

結果は、女子ベスト8男子3位でした。

立派な結果です。





今年度は、たまたま、さよなら大会がりゅうぎんカップより前の日程になってしまったので、最後のセレモニーということで、6年生には、父母会からのプレゼントで

金メダルを監督から授与しました。。



一人ひとり、よく頑張った。。。とメダルをかけていきます。

本当に6年生お疲れさまでした😿。。と言いたいところですが、


しかし、まだ りゅうぎんカップがあります!!。

次こそが泣いても笑っても本当に本当の最後の大会となりますので、まだまだ締めの言葉は書きません。

最後の大会で悔いが残らないように、そして、目標を達成できるように全力で頑張りましょう(^^♪




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